食育を通し、食と命の大切さを感じていきます。
年長児は、5月ごろよりお米の栽培をしていきます。稲の苗付け、栽培収穫をし、脱穀等体験しお米の出来るまでを知ります。年中児は、2月に味噌づくりでを体験し畑でとれた大豆も少し入れて仕込んでいきます。味噌の出来上がりは年長の10月ごろになります。出汁の味見をしたり,幼児組の2年をかけて体験してきた締めくくりとして、一食作りを経験します。
園全体では魚の解体を見たり、食材への興味関心が芽生える活動も行っています。畑でとれた野菜も取り入れたメニューも増えてきました。
生きているものをいただく心が育っていくことを願って取り組んでいます。
食育について
味噌作り (4歳から5歳にかけて)
きりんぐみ(4歳)の2月に、味噌の仕込みをしていきます。
茹でた大豆を皆でつぶし、麹と塩を混ぜ合わせ、ボール状に丸めたら空気を抜くように樽に投げいれます。ぞうぐみ(5歳)の秋、出来上がりまでは給食場で保管していますが、夏に「たまり」が出来たら、一度「天地返し」を行い、子どもたちと味噌の色や香りの変化を感じながら完成まで一緒に観察していきます。出来上がった味噌はぞうぐみ(5歳)クッキングでの、味噌汁作りに使ったり、日常の給食にも使用し園全体で手作り味噌の味にふれていきます。
茹でた大豆を皆でつぶし、麹と塩を混ぜ合わせ、ボール状に丸めたら空気を抜くように樽に投げいれます。ぞうぐみ(5歳)の秋、出来上がりまでは給食場で保管していますが、夏に「たまり」が出来たら、一度「天地返し」を行い、子どもたちと味噌の色や香りの変化を感じながら完成まで一緒に観察していきます。出来上がった味噌はぞうぐみ(5歳)クッキングでの、味噌汁作りに使ったり、日常の給食にも使用し園全体で手作り味噌の味にふれていきます。
麹と塩をまぜる
少し発酵してきたところ
「たまり」ができたところ
出来上がり
米作り (5歳児)
ぞうぐみになると,日本人の生活にはかかせない「お米」作り体験をはじめます。
たねもみから芽だしするところからはじめ、バケツに田植えを行い、秋の収穫までクラス力を合わせて「水やり」「害虫・鳥対策」「病気対策」をしながら育てていきます。収穫出来たお米はみんなで脱穀~精米作業までを行い、収穫量によってクッキングで使ったり、家庭へ持ち帰ったりしていきます。
お米の収穫 乾燥させて脱穀、精米します
たねもみから芽だしするところからはじめ、バケツに田植えを行い、秋の収穫までクラス力を合わせて「水やり」「害虫・鳥対策」「病気対策」をしながら育てていきます。収穫出来たお米はみんなで脱穀~精米作業までを行い、収穫量によってクッキングで使ったり、家庭へ持ち帰ったりしていきます。
芽だし
苗作り
バケツに田植え
稲穂ができはじめました
魚の解体
園全体では、生きているものを大切にその中でも、魚の命をいただくことの深い意味を子どもにもちょっとだけ理解できるように、目の前で調理師がさばいていく様子を時期を見ながら体験しています。
血が出てきたり、骨が出てきたり、時にはおなかの中から小さな魚が丸ごと出てきたりちょっぴり怖いけれど、命の連鎖も見る事が出来ます。
年長児の見学の様子 目の前でさばいていきます
幼児組は見て触れてみます
血が出てきたり、骨が出てきたり、時にはおなかの中から小さな魚が丸ごと出てきたりちょっぴり怖いけれど、命の連鎖も見る事が出来ます。
興味深くさばかれる前の魚1匹を観察
目の前で命をいただく過程を観察していきます
乳児組も見ています
頭と骨3枚おろしになっていきます